自然をたのしむ、ノリさんだから感じること
#STAYJUICY
日本初のコールドプレスジュース"SUNSHINE JUICE"の創業者であり、生粋のウェルネス体現者。
コウノリさんとともに、わたしたちが目指す“自然”体についてお話ししてみました。
コウ・ノリ:アメリカ、日本、台湾での生活を経て日本初のコールドプレスジュース専門店「サンシャインジュース」をオープン。サンシャインジュースは持続可能な社会の実現を目指し、日本各地の生産者から取り寄せる新鮮な素材の栄養を取り入れられるだけではなく、地球にやさしい環境をつくる取り組みも創業当初から実施している。
ー(挨拶代わりに)最近どうですか?
NORI: 最近、とにかくすごく良い!
ー どんな感じに?
NORI: 一言で言えばスーパーシンプル!色々すごくシンプルになりました。
ー 今、一番何にフォーカスしていますか?
NORI: 今、一番自分に向いている感じがします。 僕言語化する能力がやっぱりないんだ、と思っていて。なんというか、答えはスーパーウルトラシンプルだった、ということ。それをあえて言葉にすれば”いやー調子いいねえ”という感じです。なんだか言葉で無理やり定義しようとするとできるだけ多くの人に言葉でコミュニケーションしようとして、くくってしまって限定的になってしまう感じがします。今まではあえて「語らぬ決意」みたいなものもあったけれど、最近は語らないと意識していないとみなされてしまうというか、難しいところですよね。
ー もっと聞かせてください、最近考えていること。
NORI: 最近気がついたら自分がついつい言っているのがやっぱり”自然”が大事だなということ。でも(その表現って)日本語だとちょっとあいまいで伝わりにくい気もしていて。そもそもその「自然」って、英語にしてみると、ナチュラル?ということなのかな?とか。
ー 英語の会話に出てくる”オーガニック”的な感覚?
NORI: 時にはそうですね、別に栽培法とかそういうことじゃなくて、オーガニックな生き方。「これってもう少しこうした方がオーガニックじゃないですか?」とか結構いいがちで、そうすると「え?何?無農薬?」みたいなことになっちゃう。本当に伝えたいのはそういうことじゃなくて本質的なはずなんですけど、難しいですよね言葉って。だから「体験」や「体感」を共有するコミュニケーションが好きです。
ー ちょっと逸れてしまいますが、自分のなかで長年感じつつ定義することが難しかったのが”ストリート”というスタイルだったんです。でも最近なんとなくわかってきた気がして。ストリート=不良、っていうのはまた違う場面では使うと思うんですけれどもとにかく、結論ありき、目標設定ありきのオシリ合わせじゃなくって、偶然と必然と意志が三位一体となって、ぐんぐん湧き出てくるもの、これがストリートなんじゃないか、って。これを日本語では”自然発生”とか言ったりもすると思うので、”自然”≒”ストリート”かもなあ、なんて。
NORI: たしかにそうかもしれない。言葉で言うところの「ストリート」って”不良”とか”ワカモノ”みたいな一元的なイメージがあるけど、違和感がありました。なるほど、そうかも、そういうことも言えるかもしれない。僕がストリートってポジティブな面で思うのは、「ピュアに楽しむ!」っていうことかな。結論ありきでそこから逆算して動くのではなく、ピュアにこれが好き!これがやりたい!どーだ!ってやっている、そんな人が大好き。そんな人たちってやっている事柄が何であれ共有した「感覚」があるんです。その「感覚」が「ストリート的な」感覚だったりするのかな?今、言ってもらったこと、なんだかすごく共感できます。
ー 共感頂けて幸いです。ビジネスマンとしても粘り腰に優秀でいらっしゃるけど、それで言えばノリさんもストリートなスタイルを併せ持っていらっしゃるな、とずっと思っていました。それって”感覚”を大事にしているところが所以なのでしょうね。
洋服を着るときの感覚
“ 視覚になりがち。触覚にはなかなかならない。”
ー ノリさんが携わる”食”は味覚という感覚を刺激するもの。我々TMの服は、触覚を刺激するものでありたいなと思っています。さてさて、ノリさんの服に対するお考えもお聞かせください。
NORI: 今とても面白いことを聞いた気がします。普通に考えると、ファッションって視覚から、って思いがち。だけど触覚からというのはすごくしっくりくるし、もしかしたら自分もジュースを「飲む」でいうときに、味覚だけではなく、本当は服でいう「触覚的に感じさせるところ」を表現していきたいんだと思います。味覚的な部分を超えた感覚に訴えることのできるクオリティのジュース、究極にシンプルな表現であるからこそ感じられるその感覚で、サンシャインジュースを飲んでくれるみなさんとリンクしたいです。
ー これからもジュースを続けていく?
NORI: いろんな感覚を優先してなお、残っているものが、ジュース。ジュースって感覚にアタックできる要素が、たくさんある。一見誰でもできそうなほどシンプルだからこそ似て非なるものがたくさんある中で、そこに真剣に向き合って唯一無二、を作り上げる悦びを知ってる。だからもっともっと掘っていきたい。いつも言うんですが、結局は自分がジュースが大好きで、いいものを飲みたいから。そして、「これはウマイよ!」という言葉の裏にある、味覚だけではない、「ダイレクトに自然とリンクして細胞が騒ぎ出す感覚」をシェアして共に感じられる人達と出会えること。とにかくそれが大好きで、ジュースを続けていきたい、いくんだろう、と思います。
ー わかるひとだけ、とかわかんないならいいや、じゃなくてね。
NORI: そうそうもちろん。そういう意味で言えば、これ、実際メンズのドレスですけど、見た瞬間うわー!ってなりましたもん!すっごい好き。ブランドの前情報がなくても、ものだけ見て好きになってたと思う。 見て、触って、着てみて、ズバンって刺さる感じ。ある意味(ジュースを飲んだ時に)近い感覚かもしれないですね。
ー 初めましてで、必要十分伝えつつ、その奥の感覚をズバッと刺激しあう。
NORI: ですね、そうやっていろんな人と繋がって、いろんなものと出会い、多くを感じ、学び、今に至っています。大好きなことに目を輝かせている人たちからの刺激は本当に大切で、今まで出会い、繋がってくれているみなさんには心からの愛と感謝です! #STAYJUICY
我々TMも、シルクが本来持つ機能性や、美しいシルエット、そういったひとつひとつのシルクの素晴らしさをシェアしたくてこのブランドはスタートしました。シェアリミングエコノミーがスタンダードになりつつある昨今で、物質的なものだけでなく、それぞれの人がもつ感覚や経験、知恵といった無形のものがサービスを通じてシェアされていって、よりいいね!に溢れる世の中に進化していければ素敵だなと思います。 NORIさん、貴重なお話ありがとうございました!